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建物を知ること
- Masakzu Komori
- 2025年9月26日
- 読了時間: 1分
ここ数週間、調査した建物の図面を描いています。
調査の現場では、基礎や柱の位置・大きさ・高さ、筋交いや火打梁の有無などを一つひとつ記録していきます。ただ記録しただけでは断片的で分かりにくいため、図面にまとめることで初めて、その建物がどのような構造で、どの程度の耐力を持っているのか把握できるようになります。

建てられた年代によって造り方は変わります。図面を描きながら、「この柱に梁がかかり、その上の母屋や垂木で屋根を支えているのか」「この部屋は柱を落とせないので、この太鼓梁をかけているのか」といったことが少しずつ見えてきます。
構造だけでなく、劣化の状況や断熱の有無などを知るためにも、調査を丁寧に行うことが欠かせません。建物をよく理解することが、その後の設計や改修の出発点になります。
建物を知る作業は、まるで人となりを知ることに似ていますね。調査を重ね、図面を描いていくほどに、その建物への理解と愛着も深まっていくように思います。



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